普段はフローティングベストを着用して釣行していますが、釣り公園や港湾部などのお手軽ポイントでちゃちゃっと釣りしたいとき用にウェストバッグ(ヒップバッグ)が欲しくて、マズメのレッドムーンウエストバッグ IIIを購入してみました。
mazumeレッドムーンウエストバッグIII
見た目もそこそこオシャレで且つ機能性も十分。
自称 都市型アングラーな僕にぴったり!
知らなかったけどこのレッドムーンウェストバッグはモデルチェンジして今回3作目らしく、前作までの不満点が諸々解消されて、使い勝手もかなり考えられてるみたいです。
イケてる系シティーボーイ的アングラーの大野ゆうき氏が監修しただけあって、そこそこオシャンティなルックスにもかかわらず、ちゃんとかゆいところに手が届くような、細かいところまで作りこまれています。
かなりしっかりした作り!
バッグ全体には芯材が入っており、型崩れも無くかなりしっかりしています。
フニャフニャ感は全く無く、最初に手に取った印象は、なんだかバッグというよりも箱って感じ。
これは永く使えそうです!
(逆に、布感のある柔らかいバッグが好きな人には向かないかも)
バッグのフロント面に印字されている「from born till bone」というかっこよさげなイングリッシュ。
イケてますねー。ナウい!意味は不明です。
バッグのサイド面やベルト周りにはDカンも多数装備されています。
フィッシュグリップなどのツール類の拡張性も抜群です。
最初は別にいらないかな~と思っていたボトルホルダーも、いざあれば意外と使えるもんです。
そして大き目のしっかりしたダブルファスナー。
安物製品で最初に壊れるのがこのファスナー部分です。
ところがこのmazumeのバッグは相当しっかりしています。
しっかりしすぎて開け閉め動作が若干重め。
これは使い込むうちに馴染んでくるでしょう。
開口部も端から端までファスナーがフルオープンできるので、取り出しも楽です。
ファスナーが斜めに渡って開くのがこのバッグの特徴。若干違和感ありますが、この斜めファスナーのおかげでバッグを目視せずに内容物へアクセスすることができます。
ちなみにメインポケット以外にもフロントにポケットが二つありますが、全部ダブルファスナーになっています。かゆいところに手が届いてます。
収納力も抜群。
大き目のルアーボックス2個と予備のリールを入れてもまだ余裕があります。
さらにポケットも多数装備されています。
ショルダーベルトも付属していますが、私は不要でしたので外しています。
重量物を入れたり、タモを掛けたりする場合はショルダーベルトも併用した方がいいかもしれません。
プライヤーホルダーの新システムが秀逸!
以前使用していたプライヤーホルスターは、プライヤーを取り出すときにマジックテープの固定をバリバリっと外して取り出す必要があったけど、レッドムーンウエストバッグIIIのホルダーはプライヤーをただ抜き取るだけ。
これが超絶快適やねん。せやねん。
そのかわりプライヤーをホルダーに固定するときは紐をくぐらすワンアクションが必要になるが、慣れると大したことではないです。
このバッグにルアーケースと釣りツールをじゃかじゃか入れておいて、パックロッドと合わせて車の荷室に常備しておいてます。コンパクトで且ついつでも寄り道フィッシングできる体制です。
ここがもう少し・・・
よくばりな僕がイマイチポイントとしてあげるなら、バッグ全体として防水機能がないこと。
やっぱり釣りしてるときって不意な雨に遭うことがままありますし、釣り場によっては波しぶきが掛かってしまうこともよくあります。
mazumeレッドムーンウェストバッグⅢは、前面ポケットのひとつだけがなぜか防水になっている謎仕様です。
こんなのよりも、防滴レベルで構わないから全体的に防滴裁縫してほしかったな~と思います。
あ、でも一応防水カバーは付いてます。
バッグ全体を覆えるペラペラのカバーです。
ただ、このカバーで覆ってしまうとバッグの内容物にはアクセスできなくなりますし・・・。
というわけで、雨の日の釣行さえ気にしなければ、耐久性もあってガシガシ使えて機能的な良いツールバッグです!
別売りの膨張式ライフジャケットが取付できる!
ウェストバッグのベルト部分にぴったり装着できるインフレータブルライフジャケット(膨張式)が同社からオプション品としてラインナップされています。
手動で紐を引っ張ることでライフジャケットが飛び出します。
オシャレでありながら機能性・安全性ともに考慮されています。
私は別商品で、腰に回すベルトタイプの膨張式ジャケットを既に持っていたので、肩から斜めにたすき掛けして使用しています。
こうすることでウェストバッグとも干渉しません。