デュエルのシャローランナーってなんぞや?
2019年にデュエルから発売されているシャローランナー。
90mm/120mmのサイズラインナップで、フローティングのみの表層系リップレスミノーです。
潜航レンジは10cm~60cm、タングステン重心移動システム搭載で価格は実売1300円くらいと、何やらとってもよさげ。
シーバスも青物もフラットも全部がターゲット
河口やサーフはもちろん、磯場でのサラシ打ちゲームでも結構使えそう。
サイズ | 重量 | タイプ | フック数 | フック | リング | 飛距離 | 潜行深度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
90mm | 10g | F | 2 | #6 | #3 | 50m | 10~60cm |
120mm H2 | 21g | F | 2 | #2(太軸) | #4 | 65m | 10~60cm |
120mm H3 | 17g | F | 3 | #6 | #3 | 60m | 10~60cm |
シーバス用として、またあわよくば青物用として使えたらいいな~なんて思いながら、120mmの2フック仕様をお買い上げしたのであります。
実測ウェイトはフック込みで21.5グラムくらい。
うむ。いい感じ。
いざテスト釣行へ
飛距離はまあまあ期待通り!
メーカー公称値は65mで、実際フルキャストするとまあ確かに65mくらいかな~って感じ。
シマノのレスポンダーよりも伸びるような飛び方をします。
飛行姿勢は極めて安定しています。
適当に甘めのキャスティングを決めても、空中で回転したりすることは無く、真っすぐにシューーン!と飛んでいきます。キモチイイ!
しかし、ちょっとボリューム感のあるボディのせいで、向かい風のコンディションでは厳しそう。
潜航レンジは、思っていたより上でした。
パッケージには10~60cmと詠われているけど、実際は目測10~30cmくらい。
おそらく河川等の汽水域で使用するともう少し潜ると思われます。
アクションは、小幅なウォブンロール。
デッドスローでは水面直下をふらふらと泳ぎ、早巻きするとハイピッチウォブンロール+時々不規則に千鳥アクションみたいな動きになって、いい感じに逃げ惑うベイト感が出て大変良きです。
青物に効きそう!
でもこのルアー、貫通ワイヤーじゃないので、ガチの青物狙いで使う場合にはちょっと慎重に。
個人的に板重りでプチチューニング
僕のホームエリアではもう少しレンジを下げたい・・・
ハイプレッシャーなエリアなので魚が表層に上ずることはあまりない。
というわけで自己流チューニング開始。
潜航レンジをほんの少し下げる思惑で、ルアーの腹に板オモリを貼り付けてみました。
このルアーはフロントフック付近に重心位置が来るため、この重心バランスをあまり崩しすぎないように貼り付けました。
これで純正からほぼプラス2gのウェイトアップです。
たかが2グラム、されど2グラム。
早速釣れたよ!
近所の海でスイムテストしてみると、思惑通りにほどよく潜航レンジが下がりました。
目測ですが水面下50cmって感じ。
スイム姿勢もほぼ水平をキープ。
アクションは若干おとなしくなったかな~?程度で、ほとんど変化はわからないレベル。
そしてホームエリアで早速シーバス実績ゲット。
ゆるい流れのなかを一定リトリーブで流してゴツン!でした。