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ソルトルアーのすすめ!

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シャクるだけがエギングではない!アオリイカのスレ攻略

シャクってフォールさせてアタリを待つ・・・

 

そんな釣り方がエギングだと思われている方が多いと思います。

もちろん、これがまっとうな釣り方ですしよく釣れるので正解なのですが、実はエギングってもっと色んなアプローチの仕方があるんです。

コロナで釣り自粛中ですが、少しでもモチベーションを維持するため、またはコロナ終息後に思いっきり釣りを楽しむためにも、備忘の意味も込めて記事にしたいとおもいます。

アオリイカで有効なエギアクション

とくに春秋のアオリイカエギングにおいて。

他のエギンガーよりももっと数を伸ばしたい。

または、スレたエリアで貴重な1杯を引き出したい、そんなここぞというシチュエーションでこそ試すべきエギングアクションをまとめたいと思います。

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しゃくらずにリトリーブする

ピョン!ピョン!と、

水の中を跳ねるような縦の動きに好反応を示すのがイカの習性とされていますが、

賢いイカちゃんたちは横の動きもちゃーんと見ています。

シャローエリアにおいて、エビ系甲殻類よりもベイトフィッシュ系を捕食しているイカには特に有効なアプローチ法です。

 

具体的には・・・

エギをフルキャストしてできる限り遠投し、任意のカウント数フォールさせて、

レンジキープすることを意識しながら一定スピードでリトリーブします。

要はただ巻き!

ですが基本的にエギの構造上、どうしてもただ巻きだけだと水面に浮いてきます。

これを抑えるためにロッドは水面直近まで下げて、かつリトリーブスピードはデッドスローを心がけます。

 

糸ふけが出にくいのでアタリは取りやすいです。

ただ巻き中に急にズシっと重みが乗ってきたら即合わせを入れましょう。

ボトムステイからの小幅ジャーク

エギンガーの多いハイプレッシャーエリアでは、スレて用心深くなったイカはボトムの岩陰等に隠れていることが多いです。

特にサイズの大きい個体ほどボトムに張り付いている傾向があります。

 

こういったイカには、激しすぎるアクションは警戒心を煽るだけです。

中層~表層が反応無しと判断できた場合は、ボトムだけに重点を置いて攻めてみましょう。

中層・表層は潔く捨てます。

キャスト後、ボトムまでフォールさせ、着底後に数秒ボトムステイします。

その後、小刻みにピョンピョン小幅にシャクってみます。2,3回くらい。

そしてまたボトムステイ。

この繰り返し。イメージとしては、ショアジギのワンピッチジャークを2~3回する感じ。

意外や意外、これがめちゃくちゃハマるときがあります。

 

3.5号以上のヘビーなエギを使うことが多いですが、ディープエリアのボトムを攻略したい場合は、ティップラン(オフショアエギング)用の40g~50gくらいのエギを使うのも全然アリです。

 

実績はエメラルダスのボートRVエギシリーズ。

底取りがわかりやすく、それでいて沈降速度も速すぎず、ショアでの使い勝手は抜群です。

ボトムをずる引き

まさにタイトルのとおり。

着底後、ボトムをずりずり引きずるだけです。

ときどきボトムステイで食わせの間を与えるのがポイントです。

 

海底に根や障害物が多く、すぐに根掛かりしてしまうようなエリアほど、

ボトムにイカが潜んでいます。

藻場は特に好条件です。

イカはそういうストラクチャーに好んで着く習性があります。

 

そしてもう一つ理由が。

根掛かりしそうなエリアは、おのずとロストを恐れてエギンガーが少ない竿抜けポイントになります。

 

根掛かりしそうな抵抗感を感じたら、あせらずフワっとロッドを煽って回避しましょう。藻場や海藻なら何も恐れることはありません。

しかし、岩礁がガチャガチャに入り組んだ磯場は厄介です。

こういう場所はボトムにつくギリギリを引いてくるイメージでやってみましょう。 

 

こういったボトム攻略でも、前述のとおりティップラン用のヘビーなエギを使うのが非常におすすめです。

特に、水深が10m以上あるようなディープエリアでは50gくらいのエギを使うと楽にボトムを引けます。

また、根掛かりを覚悟で行うアプローチ法なので、ラインシステムも強めのものをチョイスした方が、根掛かりした場合の回収率も上がります。

 私は磯丸ゲーム用のタックル、PE1.5号にフロロリーダー20ポンドでやることもあります。これぐらい強くても全然いいです。

重視すべきは、飛距離よりも足元のボトムです。