年間通してシーバスをやっていると、
ビッグベイトにしか反応しない時期が確実にあります。
同じような経験をされている方も多いのでは。
こんなときに良く釣れる僕的一軍のおすすめルアーを紹介します。
ビッグベイトパターン
特に有名なのがコノシロパターンとハタハタパターン。
ルアーローテーションとして定石なのは、ルアーの大きさのダウンサイジング。
これにより、反応を示すもなかなか食い切らなかったシーバスに口を使わせるという手。
ぼくも基本的にこの方法でシーバスを探っていきます。
ですが、ルアーサイズを小さくすればするほどバイトが無くなる時期があります。
コノシロやハタハタなどの比較的大きな魚をベイトとして捕食しているシーバスです。
具体的な時期としては、季節の変わり目が多いような気がします。
コノシロパターンとハタハタパターンは、名前は違えどアプローチの仕方はほぼ一緒と思っていてOKです。
ルアーサイズが大きければ大きいほど食ってくる
ここで活躍するのが、140㎜以上のでっかいミノー。
こんなでっかいのどこで使うねん!って僕も最初はそう思ってました。
でも、割と使います。
かならずルアーボックスに1本は忍ばせています。
特に、情報の少ないエリアに行くときは必ず。
コノシロパターンのときはぶりぶりと良く動くルアーがいいです。
逆にハタハタパターンは、ふらりふらり、あまり動かないおとなしいアクションのルアーが好反応です。
で、このどちらのパターンでも僕のフィールドで大活躍するルアーが2つあります。
ダイワ モアザン モンスターヒッター156F
潜行レンジは0~50cm。しかも良く飛ぶ!
アクションは、速めに巻くとスラロームで時々イレギュラーアクション、遅巻きでよたよたロール気味にスラローム。
そして一番のおすすめは、ちょっと流しながらの超超デッドスロー!
ボディサイズが結構デブなので潮流を掴みやすい。
潮に流されながら水面直下を右へ左へふらふらって感じのアクションがめっちゃくちゃ効きます。
モンスターヒッターという名前ながらも、かわいいフッコサイズもじゃんじゃん釣れます。
ちなみに、もっと深いレンジを攻めたいときは156Sも使いますけど、ビッグベイトがメインベイトになっているときは総じて表層レンジしか居ないことが多いため、使う頻度はフローティングの156Fが圧倒的に多いです。
意外とよく投げるので、僕は常に未開封品をいくつかストックしています。
シマノ サイレントアサシン160F
有名なので使っている人も多いですよね。
サイレントアサシンの160F。
飛距離はモンスターヒッターには及ばないものの、160mmのビッグミノーとは思えないほど安定して飛びます。
潜行レンジは40~80cm。
アクションはワイドローリング+ウォブリング。
163mmのビッグボディのアピール力と、大きなアクションでアピール力は抜群で、濁りの強い日や荒れたコンディションでもコンスタントにシーバスちゃんをおびき寄せてくれます。
あと、大型青物も好反応を示します。
なぜかバラシ連発でキャッチには至りませんでしたが・・・。
ビッグミノーの使い分け
モンスターヒッター156Fとサイレントアサシン160F、どちらも似たような表層系ビッグミノーですが明確に使い分けができます。
モンスターヒッターはどちらかといえばおとなしいローリングアクションで表層~トップを意識した攻め方ができるので、凪の日でベイトが上ずっているような状況で良く使います。
逆にサイレントアサシン160Fは、アピール力に長けており、またレンジも若干下を引けるため、濁りの強い状況や波の高い日に投げることが多いです。
もちろん上記のような状況以外でも使いますが、概ねこんな感じ。
あとこれ以外のビッグベイト対策としては、ショアラインシャイナーやかっ飛び棒を使ったりしますが、限られたシチュエーションでしか使いません。
それはまた別の機会に・・・