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【2022年】ハタハタ接岸状況の考察と釣果分析

今年のハタハタ釣り、皆さんは釣れましたか?

ぼくは仕事が忙しかったり時期が合わなかったりで、満足に釣ることはできませんでした・・・

来シーズンへの教訓も兼ねて、今季のハタハタを考察します。

秋田県のハタハタ漁の状況と釣果

12月6日

秋田県北の八森漁港と岩舘漁港において季節ハタハタのまとまった水揚げがありました。八森で2.5トン、岩舘で27キロ。

比較的大型な2~3歳魚が中心で雌が多かったようです。

県の水産振興センターの初漁予測は12月4日の前後3日と予想していたので、一応は予想通りになった形です。

初漁日と全く同じく12月6日から、秋田県北エリア(主に八森、岩舘周辺)でのハタハタが釣れ始めました。

釣果情報では八森・岩舘の両漁港に釣り人が殺到し、隣の釣り人と肩がぶつかるほどの凄まじい密集度の釣り場となりました。

この時期、県北以外ではまだ釣果はありませんでした。

(信憑性の低い釣果情報は無視しています)

 

12月11日

八森と岩舘は引き続き活況。釣果情報がすごい勢いで溢れます。

多い人ではクーラー2,3個満タン。

しかし時合いがあるようで、群れが入ってこないと釣れません。

ちなみに岩舘漁港では、ハタハタ釣りをしていた70代男性が海に転落し、1時間後に漁協の船で救助されるという事故がありました。

私の印象ですが高齢の人ほどライフジャケットなどを着用していない人が多いように思います。釣り場を守るためにも、ご安全に・・・

 

12月13日

男鹿市戸賀漁港において約70キロの水揚げがありました。

男鹿市でのハタハタ漁はこの日が初漁となりました。

男鹿エリアではまだハタハタ釣りの釣果は聞こえてきていません。

 

12月15日

男鹿市の北浦漁港で季節ハタハタの初漁がありました。漁獲量は53キロ。

県北の初漁情報から着実にハタハタが南下してきているのがわかります。

ちなみにまだ男鹿エリアで信憑性の高い釣果情報はありません。

 

12月16日

男鹿市の船川漁港と脇本漁港で季節ハタハタの初漁がありました。

漁獲量は船川180キロ、脇本40キロ。

この次の日である12月17日頃から男鹿市北浦漁港でわずかながら釣れ始めました。

八森・岩舘とは違いサイズは小型でオスが多いようでした。

広大な北浦漁港ですが、同じ漁港内でも場所によって釣果に影響があるようです。

潮流の影響でしょうか、漁港東側のエリアの人が特に多く釣れていました。

 

12月20日

北浦漁港のハタハタ釣りが好調。

しかし前情報のとおりオスが多いようですが、多い人は1時間100匹ペースでかなり釣れていたようです。

県北の八森漁港も初漁から2週間経ちますが、まだまだ釣れている模様。

しかし、群れにムラがあるため1日中釣れ続いている訳ではないようです。

友人情報だと、釣れてる時で1時間20匹ペースとのこと。

 

12月27日

やっと県南エリア(にかほ・金浦)で釣れ始めました。

八森や男鹿と比べるとかなり渋い状況なようですが、やっと県南にもハタハタが接岸したようです。

男鹿と同様にオスが多いとのこと。

足元ではあまり釣れず、ちょい投げで釣れているようでした。

 

年末年始

不思議と年末年始になった途端釣果は聞こえてこなくなりました。

そろそろハタハタ漁も網を上げてしまいました。もう終盤と思われます。

 

青森県のハタハタ漁の状況と釣果

12月9日

深浦町の岩崎漁港でまとまった量のハタハタの水揚げがありました。

この数日前から少しずつ獲れていたようです。

深浦での釣果情報も少しずつ聞こえ始めましたが、1人あたり数匹というかなり渋い状況です。

 

12月11日

深浦での釣果が目立ってきました。

秋田の八森に行って時合いを逃した人たちが、深浦まで様子を見に来ています。

爆釣というには程遠いものの、ポツポツ釣れているようです。

ガンガラ穴の近くでよく釣れたとの情報がありました。

 

12月18日

深浦で爆釣との情報ありました。

1投ごとに数匹釣れるペースで、すぐにクーラー満タンになったとのこと。

また、青森県ではタモ網で掬うのもOKなので、このような大規模な群れに当たった場合はタモの方が効率的に獲れそうです。

(※青森県以外ではタモ掬いは条例違反です)

 

12月30日

ハタハタの群れもだいぶ薄くなってしまったようで、ほぼ釣れてません。

しかし短時間ですがタイミングによってはまだポツポツ釣れている人も居ました。

 

山形県のハタハタ漁の状況と釣果

残念ながら山形では目立った釣果は無いようです。

沖合のハタハタ漁は鶴岡の由良魚港で水揚げがあったものの、記録的不漁とされた昨年(2021年)並みとのことでかなり厳しい状況のようです。

接岸条件の分析

情報の多かった秋田県における接岸条件を分析しました。

12月6日   秋田県北エリアで接岸

      海水温13.0℃、中潮(前日は水温11.8℃、中潮

12月13日 秋田県男鹿エリアで接岸

      海水温10.8℃、中潮(前日は11.0℃、中潮

12月27日 秋田県南エリアで接岸

      海水温12.3℃、中潮(前日は11.8℃、中潮
 
接岸の条件と言われている「水温13度」説は概ね正しいようです。

また、接岸した日の前日のデータから考察すると、ひと荒れして11℃程度まで下がった日の次の日に接岸、という感じに思います。

潮汐については「大潮接岸説」は微妙ですが、いずれの日も中潮だったことから、近からず遠からずな感じです。(※海水温は秋田県水産振興センターの観測データより)