ダイワのシャロー系ミノー、クロスカウンター125F。
最近はシャロー攻略にクロスカウンター125Fをよく使っています。
こいつの持ち味は、おとなしい控え目アクション。
デッドスローで引くと、水面に背中を出しながら、ほぼ棒のように水流に漂って泳ぎます。
このルアーの特徴
見た目のとおり細身な形状でリップレスのため、アクションはおとなしめ。
ゆらゆらとしたローリングアクションです。
レンジ設定は、シャローに特化されていて表層水面下~20㎝くらいが実用域。
潮の流れがあるところで早巻きすると程よくレンジが入り30㎝くらい潜ります。
弱った小魚をイミテートしているようなよわよわロールアクションは、スレた魚にも効果がありそうです。
他社の似たルアーとしては「コモモカウンター」がありますが、こいつもほんとに同じようなタイプのルアーです。
また重量は16gほどですが、このウェイトに見合わず飛距離はかなり飛びます。
ダイワの最新ギミック「MAGLOCK+Rシステム」の恩恵で飛距離性能は文句なし!
また、着水から泳ぎ出しの立ち上がりの良さも抜群。
よくあるウェイト戻しの動作、「着水してからワントゥイッチ」が不要です。
搭載フックは6番サイズ×3個。
最高にバレにくいし、やはりこのクラスのルアーは僕的に3フックは必須です。
ほっとけメソッドで爆釣した
こいつのおすすめの使い方があります。
潮の動くエリア限定ですが・・・
流れのある場所や波の早い場所では、こいつはほっとけメソッドが超有効です。
その名のとおり、巻かないでほっとく!
できれば流れのあるエリアで、アップに投げたあと糸ふけを取ってあとは水流に漂わせる。
人間から見ると、流されてるただの棒なんですが、どういうわけかこれがドはまりし、お祭り騒ぎの爆釣劇を経験!
この経験から、ぼくはほっとけメソッド信者となりました。
しかし魚にはどう見えているんだろうか・・・
メインベイトもよくわからないまま、レンジを刻んでも反応なく、なぜか反応が出るのは水面放置。
人間からは、ただ流れに流されている棒にしか見えないのですが。
何パターンなのかわかりません。棒パターン?
ちなみにこのとき釣れたシーバスを一匹持ち帰って捌いてみたら、胃の中はカタクチイワシだらけ。
シーバスからは、波に漂う棒がカタクチイワシに見えてたのか・・・?
いずれにせよ、この「アクションしないアクション」がドはまりすることがあるのです。
ちなみに早巻きすると、水面下のレンジにちょっと潜って右に左にフラフラとイレギュラーなアクションを見せます。
これはこれで釣れそうなのだ。
リップレスミノーでしか出せない綺麗な水平姿勢
通常のリップ付きのミノーだと、リップで水を噛むため若干頭下がりのフォームになりがちですが、リップレスミノーは水噛みがそこまできつくないので、自然に水平姿勢になりやすいのです。
この泳ぎの姿勢も、シーバスなどのフィッシュイーターはよく見ているものと思います。
逆にシンペンだと尻下がりのフォームになりがちです。
どれが良くてどれがダメってことはないです。
そのときの反応を探ってパターンを掴みましょう。
サヨリパターンでも使える!
全長125㎜、重量約16g、ボディ形状はかなりスリム。
細身のボディゆえサヨリパターンでも大いに活躍します。
キャスタビリティに優れたスリムボディのおかげで、先ほども書きましたが重量の割にはそこそこ飛びます。
スリムな形状の恩恵で、キャスティング中の空気抵抗も小さいことがこの飛距離の理由のひとつでしょうか。
そういえば似たようなルアーが同じくダイワで無かったっけ?
と思ったらやっぱりありました。
シャローアッパー125Fってやつが。
見た目はまんま同じっぽいです。
全長も重さもほぼ同じ。
シャローアッパーは廃盤でカタログ落ちとなり、その後継としてクロスカウンターに生まれ変わったようです。
違いはおそらく、重心移動システムの進化くらいかな?
重心移動システムMAGLOCK Ver.S+Rを搭載して、着水時の立ち上がり性能がアップしているようです。
釣具屋さんで、カタログ落ちしたシャローアッパーが格安でワゴン売りされていることがあります。
ぼくは、こいつ見つけたら爆買いしています・・・
だってシャローアッパーでも十分釣れるんだもん・・・
重心移動システムは旧式ですが、正直違いはよくわかりません!
少なくとも僕の腕前ではわかりません。
なので、クロスカウンター125F、もとい、シャローアッパー125F、ぜひデッドスロー用に使ってみてくだし。