2019年4月よりフィッシュアロー社から新発売となったフラッシュバイブヘッド。
なんだか近年流行感のあるジグヘッド+ワームのセットルアーです。
食わせに強いナチュラル波動が魅力のワームが、フラッシングして更にバイブレーションしちゃうという優れもの。
そんなフラッシュバイブヘッド、さっそく使ってみたのでインプレしちゃいます。
フラッシュバイブヘッドとは
フィッシュアロー社からは元々アルミフラッシングプレートが内蔵されたワーム「Flash-J SW」が発売されていましたが、Flash-J SW専用のジグヘッドワームとして新開発されたのがこのフラッシュバイブヘッドです。
ターゲットはシーバスのみならず、ヒラメマゴチなどのフラットフィッシュや青物、根魚も守備範囲。
ツイッター等のSNS上ではタチウオの釣果報告も多く投稿されています。
対象魚を選ばないマルチなソルトルアーです。
特徴はトサカヘッド
ワームに内蔵されているフラッシングプレートと「トサカヘッド」と呼ばれる特徴的なジグヘッドにより、バイブレーション的なアクションをします。
バイブレーションのアピール力とソフトベイトのナチュラルな誘いが合わさり、ターゲットをスレさせにくく、且つ効率的にフィッシュイーターを探ってランガンすることができます。
1匹釣りあげても場を荒らすことなく、連発できると話題です。
人知れず愛用者も多く、謳い文句通り魚種関係なく多くのフィッシュイーターの釣果報告が相次いでいます。
6月12日 The Hit!
— kanta (@kanta_aaa) 2019年5月24日
フラッシュバイブヘッド🐔
フラッシュJシリーズを使ったデイシーバス、ナイトアコウの様子が放送されます♪
チラっと紫の竿と紅色の魚を持った僕も映るかもなのでお時間がある方は是非観てください^ ^
よろしくお願いします🎣 pic.twitter.com/gQQUjGn4RP
カラーやラインナップ
ウェイトは21g、全長120mmでカラーバリエーションは全6種類。
カラーによってジグヘッドの色もフラッシュホロかシルバーメッキの2種類のどちらかで設定されているようです。
ジグヘッド1個とワーム(フラッシュJスプリット4)2本入りで定価1,250円。
それほど安くはないけど、同系ルアーのコアマンVJよりは安価ですね。
(というかコアマンが高すぎるのだ。)
また、前述のとおりワームだけの販売(Flash-J SW)が従来から同社よりされています。
ラインナップは現在14種類。
5本入りで定価700円。
すべてのカラーにアルミのフラッシュプレートが内蔵されています。
予備ワームとして複数のカラーをそろえておくと現場でも対応しやすいです。
現物を見るとわかりますが、結構リアルな小魚。
使い方は
ただ巻き、リフト&フォール、ストップ&ゴー、まあ要は一般的な鉄板バイブレーションと同様の使い方でOKです。
スナップを結ぶラインアイが3か所ありますが、フロントはおとなしめのゆるいバイブ、真ん中はスタンダード、リアは派手なブリブリバイブ、って感じです。
私は基本的には真ん中でしか使ってません。
飛距離はもう少し
残念な点としては、飛距離がそれほど伸びないということ。
21gあるので重さ相応には飛びますが、飛行姿勢が安定しにくくて、回転しながら飛んで行ったりします。そして鉄板バイブあるあるですが、リアフックが背中にかかってエビることもしばしば。
リトリーブでなーんか抵抗感が増したなあ~と思ったら大体エビってます。
(でもエビりながらもちゃんとバイブしてます。)
まあこれはこのルアーに限った現象じゃないので仕方ないっすねー。
僕はリアフックの針先をワームにちょい刺しして投げてました。
こうするとエビることはなくなります。
実際釣れる!
釣れるか釣れないかで言うと、釣れます。
釣果報告が多数投稿されている通り。
やはり太陽の上がりきったデイゲームで威力を発揮します。
・・・が、これで釣れるときは、隣でバイブレーションを投げている知人もだいたい同じく釣れていました。
だったら正直、飛距離や安定性をとって普通にバイブを使ったほうがメリット多い気がします。
なんというか、このルアーだから釣れた!
というシチュエーションにまだハマっていませんが、条件がマッチすれば連発できるルアーなんでしょう・・・。
きっと。
このルアーは、アクションやアピール力よりも、メーカーがPRしている「場をスレさせない」ということが大きなアドバンテージなのかもしれません。
引き続き使ってみて続報したいと思います。