サーフ（砂浜）は日本沿岸各地に存在する身近な釣り場です。
特に海水浴場として整備されている砂浜の周辺は、駐車場から比較的容易にエントリーできるサーフが多く、必要な装備さえあれば手軽に釣りができます。
※季節によっては海水浴客やサーファーが居る場合があります。
釣り場に着いたら周囲をよく確認しましょう！
サーフから狙える魚種
・シーバス
・ヒラメ
・マゴチ
・クロダイ
・青物
ベイトの回遊次第では大物連発の爆釣劇を楽しむことができますよ！
ベイトの接岸が増える春や秋がおすすめです。
サーフルアーのタックル
遠浅サーフの攻略で重要なのが、なんと言っても飛距離です。
魚の居るところにルアーを通さないと釣れません！
沖のブレイクラインやナブラへ確実にルアーを届けるのが釣果への近道です。
サーフロッド
サーフでは、比較的ヘビーウェイトなルアーをロングキャストすることが必要なため、ロッドは長め且つパワーのあるロッドが最適です。
サーフヒラメ専用のシリーズも販売されています。
ロッドレングス：１０～１１ｆｔ
パワー（硬さ）：Ｍ（ミディアム）、ＭＨ（ミディアムヘビー）
おすすめはシマノのヒラメ専用ロッドNESSAシリーズ。
エントリーモデルのBBモデルからハイエンドモデルまで様々なラインナップがあります。
ぼくもサーフでやるときはメインのロッドでNESSAを使っています。
リールとライン
シマノ４０００番、ダイワ３０００番クラスのスピニングリールがおすすめ。
ハイギアタイプを選定するとショアジギングでも活躍します。
メインラインはＰＥ１号、ショックリーダーはナイロンかフロロカーボン６号前後にしておけばOKです。
不意の青物でも十分戦えます。
ルアー
主戦力になるのは９～１２ｃｍくらいのミノー系、バイブレーション、ジグヘッド＆ワームです。
遠浅サーフでは、浮かしすぎず沈めすぎずの絶妙なレンジキープ能力が求められます。
ヒラメやマゴチなどのフラットフィッシュを狙う場合はボトムを攻めると効果的です。
ビーチウォーカーアクシオン95
デュオ ビーチウォーカー アクシオン キラキラピンクキャンディー
サーフに最適なヘビーシンキングペンシルです。
良く飛びますし、泳ぎも綺麗なS字ユラユラ系です。
塗装が弱いという人もいますが、僕はヒラメやマゴチを何本もコイツで掛けてますがそこまで酷い塗装禿げは無いです。
あと、シーバスも釣れますよ！
サイレントアサシン99F
僕の大好きサイレントアサシン！
水面下５０ｃｍくらいのおいしいレンジを簡単にキープできます。
重心移動システムAR-Cのおかげで飛距離も問題なし！
こいつで何本上げたことか･･･
タックルボックスに必ず複数個入っているレギュラーメンバーです。
飛びすぎダニエル３０ｇ
Jackson(ジャクソン) 飛び過ぎダニエル 80mm 30g
名前のとおりぶっ飛びます。
そして意外と大きなスイミングフォームで、ただ巻きだけでブリブリしたウォブリングを見せてくれます。
サーフ専用ルアーだけあって30gもあるのでボトム狙いかと思いきや、立ち上がりが早いため中層～表層もイケる万能選手です。
ショアラインシャイナーZ バーティス 97F SSR
ダイワ(Daiwa) ショアラインシャイナーZ 97F-SSR
フラットフィッシュに限ったルアーではありませんが、ショアラインシャイナーもよく釣れるルアーのひとつです。
サイレントアサシンに比べると大人しめのアクションで、ナチュラルにヌルヌル泳ぎます。
食いが渋いとき効果的です。
サーフの装備
ウェーダー
必ずしもウェーダーが必要な訳ではありませんが、遠浅サーフにおいては大きな武器になります。
僕の場合は、膝上くらいの水深まで立ち込んでサーフフィッシングをしています。
それ以上の深場に行くと、たまにくる大波に耐えられません。
立ち込み用というよりは波除け用での使用となります。
ＲＥＡＬＭＥＴＨＯＤ チェストハイウェーダー ピンフェルト ＴＧ−２９０４ ダークグレー
しかし、ウェーダーが無いと釣りができない訳ではありません。
普通の長靴や、スニーカーでサーフルアーしている人も見かけます。
また、ハーフパンツを履いて裸足で波打ち際に立ち込んで釣りをしているひともたまに見かけます。
長期戦となると海水に体温が奪われて足が冷たくなってきますw
これがじわじわ辛い。
フローティングベスト
サーフに限らず、釣りをする場合は必ず着用すべきです。
万が一の落水時に自分の命を守る大切な装備でありますし、ルアーボックスの入るポケットやプライヤーホルダーなどが装備されていますので、アングラーにとっても大変使い勝手の良いツールでもあります。
シマノ XEFO・アクトゲームベスト VF-274R
自動膨張式ライフジャケット
オシャレでコンパクトで持ち運びにも便利なタイプのライフジャケットもあります。
ウェストベルト型になっており、落水時に浸水を検知して自動的にエアボンベから空気が送られて膨張するライフジャケットです。
サーフでディープウェーディングする場合にはあまり向きませんが、膝下くらいまで立ち込んで釣りする場合は大変使い勝手がいいです。
また、ベイエリアなどの比較的エントリーしやすい大場所でも気軽に安全に釣りができます。
自動・膨張式ライフジャケット DF-2200-B （ウエストタイプ）
猛毒！アカエイに注意！！
ルアーに獰猛に食いかかってくるエイですが、ヒットすると他の魚と違いあまり引かず、そのかわりずっしり重いのが特徴です。
このエイですが、しっぽに毒針を持っています。
※しっぽの先っぽに毒針があるイメージの方が多いですが、実はしっぽの中腹あたりにあります。
刺されると死には至らないにしても、数日から数ヶ月の間激痛が続くそうです。
ヒットした場合は意図的にバラすようにテンションを抜いてみたりしてみますが、良い感じにフッキングしてしまった場合は、ルアーもろとも捨ててしまうのもアリです。
背に腹は変えられません･･･。
ちなみに、膝下のシャローエリアにも普通に泳いでいますので、ウェーディングする場合は注意が必要です。
