ソルトルアーのすすめ!シーバスを始めとするソルトルアーゲームの楽しさを伝えたい多趣味人の釣り活ブログです。

ソルトルアーのすすめ!

釣り歴25年の元テスターが綴るソルトルアー情報サイト

アジングで良く釣れるおすすめのワームとジグヘッドは?反則級の最強坊主逃れも紹介

アジングで周りはポンポン釣れているのに、自分の竿だけ一向に釣れない…。そんな悔しい経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

この記事では、釣り歴25年でルアーメーカーのテスターも務めたことのある僕が、アジングでよく釣れるワームとジグヘッドの選び方から、おすすめの定番アイテム、状況別の組み合わせ、そして反則級と呼ばれる最強の坊主逃れの手段まで詳しく解説します。次の釣行こそアジの顔を見たい方は、ぜひ参考にしてみてください!

▼ この記事のポイント(要約)

  • 迷ったら「2インチ前後の柔らかいピンテール×1g前後の丸型ジグヘッド」が最強の初期セット
  • ジグヘッドの重さ:軽さより「アジのいる層に届くこと」が最優先(風・水深・潮で0.4〜3gを使い分け)
  • 最初に買うワーム:アジアダー、オクトパス、ペケリングの3種類で大半の状況に対応できる
  • 坊主逃れの順番:重さとレンジの見直し → 匂い系ワーム(ガルプ) → ジグサビキ
  • 反則級アイテムの注意点:液漏れ対策と、釣り場ごとのルール確認は欠かせない

1. アジングで一番釣れるワームとジグヘッドの組み合わせは?

2インチ前後の柔らかいピンテールワームに、1g前後の丸型ジグヘッド。常夜灯の漁港なら、これで大半の状況に対応できます。

1-1. 結論:迷ったら「2インチ前後のピンテール×1g前後のラウンドジグヘッド」

ピンテールを推す理由は、巻いても沈めても自然に動く万能さにあります。アジは目の前のエサを「吸い込んで」食べる魚なので、細くて柔らかいピンテールは口にスッと入りやすいんです。最初の1本として、これ以上に失敗の少ない形はありません。

1g前後を推す理由は、扱いやすさと届けやすさのバランス。初心者の方ほど「軽いほど食いがいい」と0.4gや0.6gに手を出しがちですが、軽すぎると風に流されて、どこを泳いでいるのか自分でもわからなくなります。どんなに食わせ能力が高いワームでも、アジのいる層に届かなければ釣れる確率はゼロです。まずは1gで「今どこを引いているか」を感じ取れることが先決。

1-2. 釣り歴25年の僕が最終的にボックスに残した3セット

テスター時代、僕は数えきれないほどのワームを試しました。新作が出るたびにボックスが膨れ上がり、ある日ふたを閉めようとしたら閉まらなかったんです・・・。そこから何年もかけて削ぎ落とし、最終的に残ったのが次の3セットでした。

  • 万能セット:アジアダー×アジスタ!(Sサイズ)1g
  • 豆アジセット:プランクトン×ザ豆
  • 渋い時の切り札:ガルプ! ベビーサーディン×アジスタ!(SSサイズ)0.8g

万能セットは、釣り場に着いて最初に投げる組み合わせ。豆アジセットは、アタリはあるのに針に掛からない時の答え。切り札セットは、何をやっても口を使わない夜に取り出すもの。この3つの役割分担さえ頭に入れておけば、現場で迷う時間はぐっと減りますよ。

2. アジングで「釣れるワーム」に共通する条件

釣れるワームの条件は、吸い込みやすい柔らかさと細さ、状況に合った形とサイズ、そしてカラーと匂いの4つです。

2-1. アジは吸い込んで食べる魚だから「柔らかさ」と「細さ」が最重要

アジは口を素早く開けて、周りの水ごとエサを吸い込みます。硬いワームは口の中で「異物だ」と判断され、一瞬で吐き出されてしまうんです。手元に「コツッ」と来たのに掛からない、というアジング特有のもどかしさは、このワームの硬さが原因になっていることが少なくありません。

ただし柔らかければ何でもいいわけでもない。テスターとしてワームの素材を何度も試作した経験から言うと、柔らかい素材ほど針持ちが悪く、キャストの衝撃やアタリでズレやすくなります。ズレたワームは水中でクルクル回転し、アジにあっさり見切られます。柔らかいワームを使うなら、こまめにズレを直すこと。これが釣果を分ける地味な差です。

2-2. ワームの形状は4タイプ(ピンテール・リング/リブ・シャッドテール・ワインド用)

アジング用ワームは、形によって動きと得意な場面がはっきり分かれます。代表的な4タイプを比べたのが次の表です。

タイプ 動き 得意な場面 注意点
ピンテール 細い尻尾が微妙に揺れる 巻き・フォールの両方、常夜灯周り アピールは控えめ
リング・リブ系 体の段差が水を受けて波動を出す 活性が高い時、濁り潮 スレると反応が落ちる
シャッド・パドルテール 尻尾が大きく左右に振れる ただ巻きで一定の層を探る時 スレやすい
ワインド用(三角断面) 専用ヘッドで左右に鋭く跳ねる 日中、リアクション狙い 専用の矢じり型ヘッドが必要

表のとおり、最初の1種類はピンテールで決まり。リング系は「寄せたい時」、ワインド用は「昼に反射的に食わせたい時」の追加装備と考えておけば十分です。

2-3. サイズは1.5〜2.5インチ。アジのサイズに合わせるのが基本

ワームの長さは、釣れているアジの大きさに合わせるのが基本です。目安は次のとおり。

  • 豆アジ(10cm前後):1.5インチ前後
  • 中アジ(15〜20cm):2インチ前後
  • 尺アジ(30cm級) :2.5インチ以上

アタリはあるのに乗らない時は、ワームの後ろを少しカットして短くするのが手っ取り早い対処法です。最近はカット用の目印(スリット)が刻まれたワームも増えていて、ハサミ1本で現場調整ができますよ。

2-4. カラーと「味・匂い」の考え方

カラーは細かく揃える必要はありません。次の3系統があれば、ほとんどの状況をカバーできます。

  • クリア系:水に馴染むナチュラルな色。澄み潮や常夜灯の明暗の境目に強い
  • グロー系:暗い場所でぼんやり光る色。濁り潮や月のない夜に強い
  • ソリッド系:透けない色。シルエットがはっきり出て、昼間や濁りで目立つ

味や匂いが付いたワームは、アジが口に入れてから吐き出すまでの時間を少し延ばしてくれます。この「わずかな時間」が、フッキングのチャンスを生むんです。実は僕、昔はカラー信者でした。でもある冬の夜、カラーを5色ローテーションしても無反応だったのに、同じ色のままジグヘッドを0.6gから1.5gに替えた途端に連発。それ以来、カラーは「最後に触る項目」になりました。

3. アジングでよく釣れるおすすめワーム7選

迷ったらアジアダー、オクトパス、ペケリングの3つ。この記事のワーム選びの答えは、この3種類に集約されます。

ここでは、実際に僕のボックスで出番の多いワームを紹介します。サイズやカラーの展開はモデルチェンジで変わることがあるため、購入前にメーカー公式サイトで最新のラインナップを確かめておきましょう。

3-1. レイン「アジアダー」:迷ったらまずこれ、の超定番

バス用の名作ワームをアジング向けにアレンジした、シンプルなピンテールです。とにかく素材が柔らかく、アジの口にすっぽり収まります。豆アジから良型まで幅広く食わせられるので、最初の1袋に選んで外れることはまずありません。

弱点は柔らかさの裏返しで、ちぎれやすいこと。数匹釣ると尻尾が傷んでくるので、消耗品と割り切って惜しまず交換するのが正解です。合わせるジグヘッドは1g前後が基本。

3-2. レイン「アジリンガーPro」:大型狙い・アピール重視のリング系

体全体に刻まれたリングが水を受け、ピンテールよりはっきりした波動を出します。アジアダーで反応が薄い時や、潮が濁っている時に切り替えると効果的です。

ボリュームがある分、尺アジクラスの大型狙いでも頼れる存在。小さなアジばかり釣れてしまう時に、あえて大きめのこのワームを投げてサイズを選ぶ、という使い方もできます。

3-3. サーティーフォー「オクトパス」:縦の釣りも横の釣りもこなす万能型

アジングの世界で長く愛されている定番中の定番です。水流を受けた尻尾がプルプルと微振動し、ただ巻きでもフォールでも自然にアピールしてくれます。

素材に適度なコシがあり、1本で何匹も釣れる耐久性も魅力。フグが多い釣り場では、ちぎれやすいワームより結果的に経済的です。同じメーカーのジグヘッドと組み合わせると、フックの位置とワームの長さがきれいに噛み合います。

3-4. サーティーフォー「プランクトン」:プランクトンを食べているアジに効く

見た目は長いのに、大半が極細の尻尾という独特の形です。体積が小さいので、吸い込む力の弱い豆アジでも口に入りやすいのが最大の強み。

常夜灯の下でアジが小さなプランクトンを食べている時は、大きなワームを完全に無視されることがあります。そんな夜にこれを流すと、急にアタリが出始めるんです。「アタリはあるのに掛からない」悩みへの答えの1つ。

3-5. ジャッカル「ペケリング」:匂いとリングで寄せる、パイロットワーム向き

エビ系の匂いを配合した素材に、リング状の段差を組み合わせたワームです。尻尾は断面が「X」の形になっていて、アジが吸い込んだ時に曲がって口の奥まで入りやすい設計。

釣り場に着いて最初に投げ、アジがいるかどうかを探る「パイロットワーム」として優秀です。反応があればそのまま続け、スレてきたらアジアダーなど控えめなワームに替える流れが組みやすいですよ。

3-6. ダイワ「月下美人 アジングビーム」:手に入りやすくコスパの良いストレート

大手メーカーのライトゲームシリーズなので、全国どこの釣具店でもまず手に入ります。遠征先で「ワームを忘れた!」という時の救世主。

素直なストレート形状で癖がなく、ジグヘッドの重さを変えても動きが破綻しにくいのが長所です。根掛かりやフグで消耗が激しい釣り場では、主力として気兼ねなく使えます。

3-7. ジャッカル「キビキビナーゴ」:日中・ワインドで反応させる

三角形の断面を持つ、ダート(左右への鋭い跳ね)に対応したワームです。日中はアジがワームをよく観察できるため、ゆっくり見せると見切られがち。そこで、素早いダートで反射的に食わせるわけです。

矢じり型のジグヘッドと組み合わせ、竿先を小刻みに動かして使います。夜の釣りとはまったく違う、ゲーム性の高い釣りが楽しめますよ。

このほか、低価格で数を揃えやすいメジャークラフト「パラワーム アジストレート」、食わせに特化した切り札的存在のオンスタックル「マゴバチ」、カットして長さや形を調整できるドレス「ラビット」も、状況次第で頼れる選択肢です。ただし最初に買うなら、アジアダー、オクトパス、ペケリングの3種類で十分。

4. 釣果が変わるアジング用ジグヘッドの選び方

ジグヘッドは重さ、ヘッド形状、フック形状、素材の4点で選びます。最優先は重さで、迷ったら1gです。

4-1. 重さの基本は1g前後。風・水深・潮で0.4〜3gを使い分ける

重さを決めるのは、風の強さ、水深、潮の速さ、足場の高さの4つです。重さごとの使いどころをまとめると、次のようになります。

重さ 使う場面 注意点
0.4〜0.8g 無風・浅場・潮が緩い・食いが渋い 風が吹くと操作が難しい
1〜1.5g 標準的な漁港の常夜灯周り 迷ったらここから
2〜3g 強風・深場・潮が速い・足場が高い フォールが速く見切られやすい

ここで僕の苦い失敗談を1つ。数年前の秋、地元の漁港で「玄人っぽく」0.6gにこだわり、強めの横風の中で2時間粘りました。結果は坊主。ふと隣を見ると、年配の釣り人が2gのジグヘッドで淡々とアジを抜き上げていたんです・・・。風でラインが膨らみ、僕のワームはアジのいる層まで一度も届いていませんでした。軽いジグヘッドは強力な武器ですが、届けられて初めて意味がある。この夜の教訓は今も忘れられません。

4-2. ヘッド形状は「丸型(ラウンド)」と「矢じり型(ダート)」の2つを覚えればOK

ヘッドの形は、まず次の2種類を押さえておけば困りません。

  • 丸型(ラウンド):巻き・フォールのどちらにも使える万能型。初心者はこれ一択
  • 矢じり型(ダート):竿をあおると左右に跳ねる。水の抵抗で一定の層もキープしやすい

丸型で基本を覚え、日中の釣りやワインドに挑戦したくなったら矢じり型を追加する。この順番がスムーズです。

4-3. フックは「オープンゲイプ」か「クローズゲイプ」か、そしてシャンクの長さ

ゲイプとは、針先と軸の間の「ふところ」のこと。針先の向きで性格が変わります。

  • オープンゲイプ :針先が外向き。アジが触れた瞬間に掛かりやすく、積極的に掛けにいく釣り向き
  • クローズゲイプ :針先が内向き(ネムリ針)。刺さりが深く、すっぽ抜けにくい

シャンク(針の軸)は短いほど、アジの小さな口にすっぽり収まります。アジング専用のジグヘッドの多くがショートシャンクなのはこのため。ワームを刺した時、針先がワームの頭から1/3あたりで抜けるくらいのバランスが、吸い込みと掛かりの両立しやすい位置です。

4-4. 素材は鉛とタングステン。違いと使いどころ

ジグヘッドのオモリ部分は、主に鉛かタングステンで作られています。

  • 鉛:安価で種類が豊富。最初はこれで十分
  • タングステン:鉛より比重が高く、同じ重さでもヘッドが小さい。深場や速い潮、遠投で有利

タングステンは価格が鉛よりかなり高く、根掛かりでなくした時のダメージも大きめ。普段は鉛、深場や潮の速いポイントだけタングステン、と使い分けるのが賢い付き合い方です。

5. アジングでよく釣れるおすすめジグヘッド

最初の1種類はティクト「アジスタ!」が最有力。豆アジ、深場、ダートには専用品を足していく考え方です。

5-1. 万能型ならティクト「アジスタ!」とダイワ「月下美人 SWライトジグヘッドSS」

アジスタ!は、アジングのために設計された丸型ジグヘッドです。メーカー公式の仕様では、フックサイズごとに次のように作り分けられています。

  • SS:針先ネムリ(小さなアタリへの刺さり重視)、0.2〜1g
  • S:オープンゲイプ(速掛け重視)、0.4〜1.5g
  • M:オープンゲイプ(速掛け重視)、0.8gから重めのウェイトまで

どのサイズもショートシャンクで、1パック5本入り。僕が初心者の方に1種類だけ推すなら、迷わずアジスタ!のSサイズ1gです。

月下美人 SWライトジグヘッドSSは、大手ダイワのライトゲーム用ジグヘッド。全国の釣具店で手に入りやすく、刺さりに定評のあるフックを採用しています。アジスタ!が見つからない時の有力な代わりになりますよ。

5-2. 豆アジにはサーティーフォー「ザ豆」

豆アジ専用に設計されたジグヘッドです。吸い込む力の弱い豆アジのショートバイト(一瞬だけ触れてすぐ離すアタリ)を掛けるための独自設計で、リリースしやすいバーブレス(返しなし)フックになっています。

組み合わせるワームは、体積の小さいプランクトンがベスト。この組み合わせに替えた途端、空振りばかりだった豆アジが次々と掛かり始めた時の気持ちよさは格別です。

5-3. 深場・遠投・潮が速い時はタングステンヘッド(月下美人 アジングジグヘッドTGなど)

水深のある堤防の先端や、潮がガンガン流れる海峡筋では、鉛のジグヘッドだとシルエットが大きくなりすぎます。そこで出番となるのがタングステン製のヘッド。同じ重さでもヘッドが小粒なので、アジに違和感を与えにくくなります。

ただし前述のように価格は高め。根掛かりの多い場所では無理をせず、ボトムから少し上を引くよう意識しておきましょう。

5-4. ダートさせるなら矢じり型ヘッド

ワインド用ワームと組み合わせるなら、矢じり型(ダート型)のジグヘッドが必須です。丸型にワインド用ワームを付けても、きれいなダートは出ません。

昼間、アジの群れが足元まで寄っているのに見向きもされない。そんな時は、キビキビナーゴ×矢じり型ヘッドで竿先を「チョン、チョン」と弾いてみてください。反射的にワームを追いかけてくる姿が見えると、思わず声が出ますよ。

6. 反則級に釣れる最強の坊主逃れワーム&仕掛け

坊主逃れは「重さの見直し → 匂い系ワーム → ジグサビキ」の順番で。反則級アイテムは最後の切り札です。

何をやっても釣れない夜、焦ってワームを次々と替えるのは逆効果。まずジグヘッドを重くするか軽くして、狙う層を変えてみましょう。それでもダメなら、ここから紹介する反則級の出番です。

6-1. バークレイ「ガルプ! ベビーサーディン」:ほぼエサと言われる匂いの力

アジング界で「反則級」の代名詞といえば、このワームです。水に溶け出す特殊素材に強い匂いと味が染み込んでいて、ワームというより「エサに近い何か」。メバル釣りでは、これで釣っても自慢にならないとまで言われるほどです。

使い方はシンプルで、ジグ単でゆっくり巻くか、フォールさせて匂いを漂わせるだけ。ある真冬の夜、2時間ノーバイトで心が折れかけた時にこれに付け替えたら、最初のフォールで「グンッ」と竿が入りました。あの瞬間の安堵感は、まじで忘れられません。

デメリットは、強烈な匂いと液漏れ。保存液ごとパッケージに入っているので、カバンの中でこぼすと大惨事です。専用の密閉容器に移し、取り出す時はピンセットを使うと手も汚れず、液も減りません。

6-2. 虫系の匂い付きワーム(ガルプ「サンドワーム」など)でボトムを攻める

ゴカイやイソメなどの虫エサを模したワームも、坊主逃れの強力な選択肢です。ガルプ「サンドワーム」は、たくさんの脚が水を受けて細かく震え、匂いと動きのダブルで魚を誘います。

アジの反応がない時は、底付近をゆっくり引いたり、潮の流れに乗せて漂わせたりするのが有効。アジ以外にもカサゴやメバルなど様々な魚が反応するので、「とにかく何か釣って帰りたい」日の保険として1袋忍ばせておくと心強いですよ。

6-3. 最後の切り札「ジグサビキ」:ルアーの延長でできる坊主逃れ

ジグサビキとは、サビキ仕掛けの下に小型のメタルジグをオモリ代わりに付けた仕掛けのこと。作り方は簡単です。

  1. 市販のサビキ仕掛けを、キャストしやすい長さに短く切る
  2. 一番下に3〜5g程度の小型メタルジグを結ぶ
  3. 投げて沈め、優しくシャクってからフォールさせる

アタリの多くはフォール中に出るので、ラインの変化に集中しておきましょう。豆アジや小アジの群れがいれば、複数の針に同時に掛かることも珍しくありません。

ジグサビキには、もう1つ大事な使い道があります。それは「群れがいるのか、いないのか」を確かめる偵察役。ジグサビキにすら反応がなければ、その場所にアジがいない可能性が高いので、ワームを替えるより移動した方が早い。この判断ができるだけで、無駄な数時間を減らせます。

6-4. 反則級アイテムを使う前に知っておきたい注意点

反則級の道具ほど、使い方や場所への配慮が問われます。最低限、次の点は押さえておきましょう。

  • 保管:匂い系ワームは密閉容器に入れ、縦に立てて持ち運ぶ
  • ルール:サビキや撒き餌を禁止している釣り場がある。現地の看板や管理者の案内に従う
  • フグ対策:匂い系はフグも寄せやすく、すぐに齧られる。フグが多い時は使いどころを絞る

特にルールの確認は大切です。釣り場の規則を破ると、その場所自体が釣り禁止になることがあります。 坊主を逃れても、釣り場を失っては元も子もありません。

7. 状況別・釣れるワームとジグヘッドの組み合わせ早見表

状況ごとに「ワームの形とサイズ」と「ジグヘッドの重さ」を合わせるのが、釣れる組み合わせを作る近道です。

7-1. シーン別セッティング早見表(常夜灯・日中・豆アジ・尺アジ・強風・深場)

よくある6つの状況について、組み合わせの目安を表にまとめました。

状況 ワーム ジグヘッド 釣り方
常夜灯周り(標準) ピンテール2インチ・クリア系 丸型1g 明暗の境目をスロー巻き
日中 ワインド用2インチ・ソリッド系 矢じり型1.5〜2g ダートで反射食い
豆アジ プランクトン系1.5インチ前後 豆アジ専用0.6〜0.8g 漂わせてフォール
尺アジ狙い リング系2.5インチ以上 丸型1.5〜2g ボトム付近を丁寧に
強風 ピンテール2インチ 丸型2〜3g ライン管理を最優先
深場・速い潮 ピンテール2インチ タングステン1.5〜3g 底まで沈めてから巻く

釣れない時のローテーションは、次の順番で変えていくのが効率的です。

  1. ジグヘッドの重さ(狙う層を変える)
  2. ワームのサイズ(小さくする)
  3. ワームの形(ピンテール ⇔ リング系)
  4. カラー(クリア・グロー・ソリッド)
  5. 匂い系ワームへの切り替え

カラーが4番目なのは、僕自身の痛い経験からです。重さや層が合っていないのに色だけ替えても、アジには届いていないんですね。

7-2. ワームは「まっすぐ刺す」だけで釣果が変わる

テスター時代、同じワームとジグヘッドで、刺し方だけを変えて釣果を比べたことがあります。結果は、曲がって刺したワームの方がアタリの数が明らかに少なかったんです! 曲がったワームは水中で回転し、不自然な動きでアジに警戒されてしまいます。

まっすぐ刺す手順は次のとおり。

  1. ジグヘッドの針をワームの横に当て、針先を出す位置を決める
  2. ワームの頭の中心に針先を刺す
  3. ワームの中心線に沿って針を通し、決めた位置から針先を出す
  4. 横から見て、ヘッドとワームが一直線になっているか確認する

釣っている途中でワームがズレたら、すぐ直すのが鉄則。この面倒な作業を続けられる人ほど、最終的な釣果が伸びます。

8. アジングのワームとジグヘッドに関するよくある質問

初心者の方からよく聞かれる3つの質問に、釣り歴25年の視点でお答えします。

8-1. 100均のワームやジグヘッドでも釣れる?

100均のワームやジグヘッドでも、アジは釣れます。ただし専用品と比べると、ワームの柔らかさや針先の鋭さに差が出やすいのが正直なところ。

おすすめは使い分けです。根掛かりの多い場所や練習用には100均、アジが渋い本番の釣りには専用品。こうすれば財布へのダメージも抑えられますよ。

8-2. ワームは何種類・何色揃えればいい?

最初は形2〜3種類、カラー3系統で十分です。具体的には、アジアダー、オクトパス、ペケリングの3種類を、クリア系、グロー系、ソリッド系で揃えれば、ほとんどの状況に対応できます。

ワームを買いすぎると、現場で「どれにしよう」と迷う時間が増えて、かえって釣れなくなるんです。道具を絞るほど判断が早くなる。釣りの不思議なところですね。

8-3. ワームがすぐフグに齧られる…。対策は?

フグ対策としては、耐久性の高いワームを使うことが基本です。オクトパスのようにコシのある素材は、柔らかいワームより長持ちします。

それでも齧られ続ける時は、場所を変えるのが一番の近道。フグは群れで動くので、数十メートル移動するだけで状況が変わることがよくあります。匂い系ワームはフグも強く引き寄せるので、フグが多い時は使用を控えた方が無難です。

9. まとめ

アジングのワームとジグヘッドは、2インチ前後のピンテールに1g前後の丸型ジグヘッドを合わせるのが最強の出発点です。

この記事では、アジングでよく釣れるワームとジグヘッドについて、釣れるワームの条件やジグヘッドの選び方から、おすすめの定番アイテム、反則級の坊主逃れの手段、状況別の組み合わせまで、幅広くご紹介してきました。

【アジング ワーム・ジグヘッド ポイントまとめ】

  • 最強の初期セット:2インチ前後のピンテール×1g前後の丸型ジグヘッド
  • ジグヘッドの重さ:軽さより「届くこと」優先(風・水深・潮で0.4〜3gを使い分け)
  • おすすめワーム:アジアダー、オクトパス、ペケリングの3種類からスタート
  • おすすめヘッド:アジスタ!(SS:0.2〜1g、S:0.4〜1.5g)が万能
  • 坊主逃れ:重さの見直し → ガルプなど匂い系 → ジグサビキの順で
  • 注意点:匂い系は密閉保管、サビキや撒き餌は釣り場ルールを確認

ワームとジグヘッドの「組み合わせ」を理解すると、釣れない夜にも打つ手が見えてきます。坊主の悔しさから抜け出し、アジの重みを手元で感じる夜はすぐそこ。ぜひ次の釣行で、1gのジグヘッドから試してみてはいかがでしょうか?