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スノーボードでバイク用インカム(B+COM)を活用する方法

仲間同士でスキーやスノーボードに出かける際、インカムでワイワイ話しながらゲレンデ遊びをするのは非常に楽しいものです。

広大なゲレンデで気持ちよく快走中でも、声を張らずに普通に会話ができる快適性は凄まじいです。

それに距離が離れて接続が切れたりした場合でも、近づくと自動で再接続しにいきます。

こういったシチュエーションはバイクツーリングでも信号待ちではぐれたりするケースを考えられていて、自動ですぐに再接続されるのはものすごく便利でした。

バイク用インカムを使うに至った経緯

僕らは初めのうちは特定小電力無線(トランシーバー)でやりとりしていましたが、同時通話できないことに煩わしさを感じ、各々のスマホでLINEのグループ通話で常時通話する方法での運用に移行しましたが、これもものすごいストレスがあったため、最後にはバイク用インカムに終着しました。

はっきり言って最高です。

スキーやスノーボードでインカム導入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

スマホでLINE運用は絶対後悔する

ぼくはいつも3人程度の仲間でスノーボードやスキーに行きますが、あるときから各々のスマホにイヤホンマイクを繋いで、LINEのグループ通話で常時通話状態にしながら運用していました。

が、これがものすっっごいストレスでした!

まず大きい要因が、タイムラグが非常に煩わしい!

簡単に言うと、声が遅れて聞こえるのです。

1~2秒程度のラグは当たり前、酷い時には5秒以上の遅延が起こることもあり、会話が嚙み合わないことがしばしばありました。

そしてすべてスマホに依存してしまうが故、通信環境(電波状況)によっては不通になったりします。

その場合は、電波が復帰したら再度スマホを操作してグループ通話に入りなおすというひと手間が必要でした。

また、当然のごとくスマホのバッテリー消費もかなり早くなるため、モバイルバッテリーが必須でした。

以上のことからLINE通話でインカム運用するのは絶対におすすめできません。

バイク用インカムを薦める最大の理由

それは風切り音対策が十分なされており、防水性が高く、バッテリーの持ちがいいこと。

バイクユーザー向けに作られているものですから、風切り音やエンジンノイズで煩い環境の中でも、自分の声だけを鮮明に相手に伝送できるよう設計されています。

また、ツーリング中の不意の雨にも対応できるよう多くの機種が防水設計となっています。

バッテリーの持ちも多くの機種で8時間以上持つようなスペックとなっているため、スキー場オープンの8時からクローズ16時まで1日滑り倒してもバッテリーが持ちます。

しかし例外は中華製の謎メーカーのインカム。

これは様々ありますが色々と調べた結果、バッテリーの劣化、接続の安定性、他社接続の不安、低温環境下での動作懸念などのため、僕は中華製は検討除外しました。

どうせ買うなら、信頼性重視で名のあるメーカーの優秀品を買いたいのです。

スノボヘルメットにB+COM(SB6XR)を取付してみた

僕の愛用しているスノボ用ヘルメット、SPYというヘルメットにB+COM(SB6XR)を付けてみました。

スピーカーは耳当て部分の内装に切り込みを入れ、中に仕込みました。

インカムユニット本体は顎紐部分にタイラップを数本駆使して取り付けます。

マイクはジェットヘルメット用のアームマイクを使うため、本体ユニットの取付自由度があまりありませんが、顎紐のライン上に本体を据え付けることで、自ずと口元にマイクが向くので好都合でした。

耳当てのあるヘルメットでは概ね同じような付け方ができるかと思いますが、ある程度の工夫は必要でしょう。

逆に、耳当ての無いヘルメットでは取付困難と思われます。

特にスピーカーをどうやって耳元に配置するか、ぼくにはNo Ideaです。

スノボにおけるB+COMインプレ

はっきり言って最高です。

スマホのLINE運用に比べて音質も音量も格段に良いし、タイムラグも一切なく、すごいダイレクト感。

まるですぐ隣で肉声で会話しているかのよう。

そして通話可能距離もかなりのもの。

リフトで1kmくらい離れてしまって姿が見えなくなっても普通に会話できます。

今リフト乗ったよーとか、次どこのコース行こうとか、そろそろ飯食う?とかそんなことを話しながらゲレンデ遊びできます。

風切り音やボードの滑走音なども全く問題なし。

声だけクリアに伝送されます。

バイク用インカムの中でも特にB+COMを選ぶメリット

数あるバイク用インカムヘッドセットの中で、他社製インカムと複数台ペアリングできて尚且つスマホとも同時接続できる機種はB+COMのみでした。(2023年僕調べ)

実は僕はバイクも持っていまして、冬が終わればバイクで使うことも考えて、機能性重視でB+COMをチョイスしました。

あと見た目もかっこいいし、評判もいい。

バッテリー持続時間も22時間という驚異的な持ち。

どう考えてもスペックで見たらB+COM以上の製品は見当たりません。

B+COM(SB6XR)のデメリット

B+COMが他機種に劣る点は、価格くらいでしょう…。

シングルユニット4万円は少々高すぎる…

中華の謎インカムが5千円で買えることを考えると超高級品です。

しかし確かに高額ではあるが、機能性、快適性を考えると全く後悔はしていません。

(中華インカムは低温環境下での安定性に大きな懸念があるため避けました)