ソルトルアーのすすめ!シーバスを始めとするソルトルアーゲームの楽しさを伝えたい多趣味人の釣り活ブログです。ときどきMTB(E-BIKE)に関する情報も発信します。

ソルトルアーのすすめ!

海のルアーフィッシングは魚種豊富で食べても美味しい。海のルアーフィッシングの楽しさを発信したい多趣味人の釣り活ブログです。釣り以外の趣味の記事もたくさん書きます。

サゴシの効率的な狙い方

今年はアタリ年の様相となっているサゴシ。

各地で釣果報告が多く上がっています。大型サイズは「サワラ」と呼ばれ、オフショアで人気のターゲットですがサゴシサイズならおかっぱりからも狙いやすく、また食べてもおいしい魚です。

そんなサゴシを効率的に狙う方法、人よりも釣果を伸ばす方法を備忘がてら紹介します。

使用するルアーはメタルジグを

18g~50g程度までのメタルジグで狙うのがおすすめです。

使用するタックルはライトショアジギングのタックルが最も適していますが、キャストウェイトにさえ気を付ければ、エギングやシーバスタックルでも十分楽しめます。

タックルは遠投性に長けたロングロッドで、尚且つメタルジグをしゃくり続けても疲れないような適度に軽いタックルがベストです。

基本的に回遊待ちスタイルの釣りになるため、疲労との闘いとなります。

ランガンしながら広範囲にサーチするためにも軽めのタックルがおすすめです。

ジグのワンピッチジャークを基本に攻める

一度しゃくって一回転リールを回す、というのを1セットでテンポ良く連続ジャークさせ続ける釣り方です。

表層を狙いたい場合はロッドを立ててテンポ速めに。

ボトムを狙いたい場合は一度ボトムまで落としてから、ロッドを下げてスローテンポにジャーク、そして時々ボトムを取り直すことを繰り返します。

このようにロッド操作やジャークのテンポを調整することで、あらゆるレンジを攻略することができる汎用性に長けたジグアクションです。

シャクリ疲れたら高速タダ巻きもありです。

逃げ惑うパニックベイトを演出することができます。

トップもおすすめ!

ベイトが明らかに表層に上ずっていて、フィッシュイーター達が水面を意識しているシチュエーションでは、トッププラグが超絶おすすめです。

周りのルアーマン達がこぞってジグを投げ倒している中、自分だけトップでぼこぼこ釣りまくったことがあります。

意外とトップを投げる人って少ないので、箸休め的にトッププラグを投げてみるのもありです!

シーバスを狙っていて青物が釣れることもよくあります。

リーダーラインは太めが絶対おすすめ

サゴシは非常に鋭い歯を持ちます。

その鋭さ故にラインブレイクが多いのもサゴシ狙いならではで、「サゴシカッター」などの異名で愛されて(?)います。

少しでもラインを切られるのを予防するために、リーダーは太めをチョイスすることをおすすめします。

PEのメインラインは1号前後で、リーダーは20~30lbを結びましょう。

使用するメタルジグが重めの場合はもっと太めのラインシステムでもOKです。

または、サゴシカッター対策としてワイヤーリーダーを入れるという選択肢も有効です。

狙う場所は潮通しの良いところを

サゴシは基本的に回遊魚であるため、ベイトを追いかけて群れで沿岸に寄ってきます。

シーバスのように同じ場所にずっと居着くことはありません。

潮流やベイトの状況にもよりますが、基本的に回遊に当たらなければ絶対に釣れない魚です。

少しでも回遊に当たる確率を上げたいので、潮通しが良く外洋に面したオープンな釣り場が適しています。

港湾部や湾内などでも十分釣ることができますが、やはり数を伸ばしたければ潮通しのいい海域がベストです。

サーフでも、できるだけ水深があるサーフの方が有望です。

水深があるサーフは潮流が強いことが多く、ベイトや青物の回遊が望めます。

鳥が騒いでいるときはベイトが居る証拠。積極的に狙ってみましょう。

レンジ攻略が意外とシビア

サゴシ狙いのルアーフィッシングで最も難しいのがレンジ攻略です。

サゴシは捕食対象のベイトの状況に合わせて、表層からボトムまであらゆる水深を泳ぐため、レンジの狙いを定めにくいのです。

このため、セオリー通りに最初は表層でアピールし、反応が無ければ中層、ボトムとレンジを落としていく狙い方が基本です。

海面を小魚がピチャピチャと騒いでいるような状況では、明らかに表層またはトップが有利です。

メタルジグの表層早巻きやジャーキングで比較的容易に釣ることができるでしょう。

時間帯はマズメ有利と思いきや、真昼間も爆釣するよ!

先ほどのとおりサゴシはベイトを追い回して回遊しているため、時間帯も結局はベイト次第となります。

朝マズメ、夕マズメのローライトな時間帯はベイトとなるカタクチイワシやイナッコなどがプランクトンを求めて大きく動き回る時間帯となるため、これらを捕食対象とするサゴシも活性が高くなります。

しかし、太陽が完全に昇り切った真昼間でも、サゴシは餌を探し回っています。

ベイトは短時間でエリアを大きく移動することはないため、サゴシも付近の海域をうろうろ回遊していることが多いです。

このため、マズメ時間以外でも回遊狙い撃ちで爆釣することもしばしばあります。

渋いときはシンペンやミノーもローテーションして

サゴシはメタルジグの機敏な動きやフラッシングにかなり好反応を示す魚ですが、魚はいるのになかなか食ってこないパターンも存在します。

そんなときは、ミノーやシンキングペンシルなどのスローなアクションをするルアーを使ってみると、意外とすぐヒットすることがあります。

メタルジグにスレているのか、またはジグの機敏な動きについてこれないのか。

活性が低いときほど、ルアーローテーションが重要になってきます。

アーボックスにはメタルジグだけではなく、ミノーやシンキングペンシル系のルアーも用意しておきましょう。

あたるけど乗らないときは

アタリはあるけど乗らない、そんなときはルアーのサイズを落としてみましょう。

サイズダウンすることで魚が食い込みやすくなり、それによって針掛かりさせやすくなります。

また、食わせやすくするためにアクションを少しスローに、食わせの間をとるようにしてみましょう。