過酷な釣行が多くなる激熱パターン、それが東北のハタハタパターン。
日本海沿岸で12月に接岸してくるハタハタをベイトに荒食いするシーバスを釣るものです。
ハタハタパターンのシーバス、残念ながら釣果ゼロ!
毎年楽しみにしているこの季節、多くの釣り人はハタハタを心待ちにしているものですが、ぼくはハタハタよりもシーバス!
そんな感じで今季も各地を色々ランガンしてみましたが、残念ながら2022年は不発に終わりました・・・。
ハタハタの初漁ニュースやハタハタ釣果情報などをもとに、ハタハタが回ってきそうなエリア、またハタハタ付きのフィッシュイーターが追いかけてきそうな場所など自分なりに複数個所ランガンを繰り返しましたが、悲しいことに釣果ゼロに終わりました。
原因はハタハタの接岸状況の変化か
今季(2022年)のハタハタは北のエリア、たとえば青森県だったり秋田県北部では好調な漁獲量であったものの、以南エリアでは思わしくない接岸状況でありました。
このため、ハタハタパターンが成立するのも必然的に北エリアがメインとなったわけです。
ぼくは山形酒田~秋田市のあたりでハタハタパターンの釣行予定をもともと組んでいたので、まずこれが失敗でした・・・。
北から徐々に群れが回ってくるのを予想して、先回り的に群れの薄い先発隊が入るであろうエリアを狙っていました。
なぜなら、群れ本隊が接岸すると、ハタハタの数があまりに多くなりすぎて、シーバスもさすがにルアーに見向きもしないと思ったので。
しかし、結果から言うと、南エリアはほぼハタハタが回って来ず、もちろん先発隊も来ず、よってシーバスをはじめとするイーター達も来ませんでした。
情報を得て一度だけ青森県まで行きシーバスを狙ってみましたが、タイミングが悪いのか腕が悪いのか、釣果はありませんでした。
近年のハタハタパターンの傾向
近年は温暖化の影響もあってか、シーズンが後ろにずれ込む傾向にあります。
今までは僕的にはハタハタシーバスは12月だけと思っていましたが、1月に入ってからも釣果情報があります。
山形、新潟エリアでは1月でも十分狙えるようです。
しかし、前述の通り結局のところハタハタの接岸具合次第です。
ハタハタが居なければ、そもそもハタハタパターンも成立しません。
ハタハタの釣果情報を注視して、エリア選定を最重視する必要があります。
近年はそもそもハタハタの個体数が減少している
ハタハタの漁獲量の減少から、資源枯渇が危惧されています。
そもそもハタハタがいなければシーバスのハタハタパターンも成立しません。
ハタハタは年々減少傾向にあることは事実で、今後どうなってしまうのか・・・
釣り人としても残念なことです。
温暖化の影響もあるのかもしれません。
特に2023年は暖冬で、エルニーニョ現象の影響も受け海水温も高い傾向にありました。
こういった地球規模での環境変化が影響しているのかもしれません。
今後の状況を注視したいところです。