冬はなかなか釣り物が少ないシーズンですが、そんな季節でもソイやメバルといった根魚はよく釣れる良いターゲットです。
釣れるサイズは15~30センチ程度ながらも、なかなかにパワフルな引きで楽しませてくれます。
それに加えて、食べても美味い。
タックルも比較的ライトな装備で出来るので、初心者の方もぜひチャレンジしてほしい!
手軽にできるしよく釣れる!
ロックフィッシュと呼ばれる所以は、その名のとおり岩礁帯や海藻などに居着いている魚で、港湾部の岸壁やテトラの隙間などにも好んで生息しています。
回遊魚とは違い、魚の居場所が予想できるので初心者でも狙いやすい魚種です。
また、活発な気質で食欲旺盛、元気にルアーを追い回してくるため、ルアーでも比較的釣りやすい魚です。
根魚は低水温にも順応する
適正水温は概ね12℃と言われていますが、12℃未満であっても釣れます。
低水温にも比較的耐性のある性質があるため、真冬でも活発に餌を捕食しています。
岩礁や海藻の多いエリアや、沈みテトラなどの多いエリアでは居着きの個体も多く、時期に関係なく釣れることもあります。
根魚は成長が遅い
ソイやメバルなどのロックフィッシュは、シーバスや青物などの他の回遊魚と比較すると成長スピードが遅いという特徴があります。
だいたい10㎝になるまで約1年、15㎝になるまで約2年、20㎝になるまで約5年かかると言われています。
近年のロックフィッシュブームの影響もあり、個体数の減少が危惧されています。
リリースサイズも含めた過度なキープは絶対やめましょう!
20㎝未満の個体や卵を持っている個体は、未来のためにもリリースしましょう。
ゴールデンタイムは朝夕マズメ!
普段はボトム付近のストラクチャーに隠れて、近くを通りかかる餌を捕食するスタイルですが、薄暗くローライトな時間帯ほどロックフィッシュは活発に動きだします。
レンジは表層付近まで上がってきて積極的にベイトフィッシュを追い回すこともしばしば。ルアーにもよく反応するため、ロックフィッシュを釣るならマズメの時間帯はゴールデンタイムと言えます。
おすすめはジグヘッドワーム
0.5g~3g程度の軽量ジグヘッドに、2インチから3インチ程度のワームがおすすめです。
水深のあるエリアでよりヘビーなジグヘッドをチョイスすると根周りを効率的にアプローチできます。
エリアによってロックフィッシュの捕食している餌も違うため、ベイトライクなピンテールワームや、甲殻類を模したクローワームなど数種類用意しておくと、様々な条件に対応できます。
基本はボトム付近を攻めよう!
ロックフィッシュは多くの場合ボトム付近に居ます。
そのためルアーを通すのもボトムが中心となります。
僕はスローリトリーブとリフト&フォールをメインで釣っています。
渋いときはボトムステイからのちょんちょんトゥイッチも良く効きます。
ゴン!と勢いよく食ってくるので、すかさず巻き合わせを入れて、根に潜られないように強気にファイトしましょう。