シャローエリアにおけるシーバスゲームのおすすめパイロットルアー、シマノのレスポンダーシリーズ。
同社のサイレントアサシンよりも浅いレンジを泳ぐフローティングミノーです。
レスポンダーはワイドなウォブンロールアクションでデッドスローで巻くと水面に引き波を立てて泳ぐ表層特化型のルアーです。
今回はそのレスポンダーシリーズのラインナップ展開とそれぞれの効果的な使い方をまとめます。
レスポンダー109F
全長:109㎜
重量:15g
飛距離:60m
フック:#4×2
潜行水深:10㎝~30㎝
シーバスの大好物であるカタクチイワシのサイズ感にマッチさせた10㎝サイズのレスポンダーです。
シリーズ最小ながらも、シマノのお家芸である重心移動システム「ジェットブースト」が採用され、飛距離60mという十分な遠投性能を誇ります。
潜行レンジはレスポンダーシリーズの中で一番シャロー寄りのセッティング。
デッドスローで巻くと水面を引き波立てて引いてくることができます。
ぼくは秋のハイシーズンでランカーシーバスが期待できるときは、あえてフックを1サイズ大きくして使用したりしています。
フックを1サイズ大きくするとレンジも若干下にカスタマイズできます。
レスポンダー129F
全長:129㎜
重量:19g
飛距離:60m
フック:#5×3
潜行水深:30㎝~50㎝
129Fは109Fと比べてもう1枚下のレンジを潜る設定となっています。
このため、109Fと129Fの使い分けは主に潜行レンジでチョイスします。
109Fは2フックでしたが、この129Fからは3フックを装備する仕様になります。
レスポンダー149F
全長:149㎜
重量:27g
飛距離:68m
フック:#4×3
潜行水深:30㎝~60㎝
149Fは129Fよりもさらに10㎝潜る仕様。
ですが使用した感じはあまりレンジの差は感じられません。
ワイドなボディで且つ水噛みのよいリップ形状のおかげで、適度に引き抵抗があり使いやすいです。
149Fは27gという重量から、M以上のロッドを使った方が思いっきりフルキャストできます。
レスポンダー165F
全長:165㎜
重量:34g
飛距離:69m
フック:#4×3
潜行水深:50㎝
シリーズ最大サイズの165Fです。
こいつはこれまでの109F、129F、149Fとはちょっと違うんです。
ランカーサイズを狩ることを目的に太軸アイが採用され、リング径も大径化されています。
またリップデザインも若干変更が加えられ、泳ぎも新設計されています。
165Fのみのギミックとしては、フラッシュブーストが搭載されています。